2009.4.22設置
『今日からマ王』メインです。
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第七話 エレベーターでキス??
※コンラッドと同居することになって、いちゃいちゃするお話です(笑
「さぁ、ユーリ。乗ってください」
そういうと、コンラッドは真っ赤で、華美な車の助手席の扉を開ける。
レーシングカーみたいなこのデザインは、ひょっとしてフェラーリ?!馬のエンブレムもあるし、間違いない、フェラーリだ。すっげぇ~。
そのドアが鳥の翼のように上に開く。
「コンラッド、な、何このドア~?!上に開いたよ!」
にこり、と微笑んでコンラッドが答える。
「お気に召しましたか?ユーリ。この車のドアは、ガルウィングと言うんですよ。gullとは、英語で『カモメ』をあらわすんです。このドアは、カモメが翼を広げているように見えるから、ガルウィングというんです」
「へぇ~、格好いい車だな。なんか、大人の男の車って感じ!!てか、この車は普通なかなか買えないよなぁ」
コンラッドがにこりと微笑む。
「そうですか。気に入ってもらえて嬉しいです。そして、この車の定員は2名だけなんです」
ふわりと、コンラッドに抱きしめられる。そして、俺の耳元まで唇を近づけると、そっと囁かれる。
「つまり、ここの助手席は、ユーリ専用の席ですよ」
あ、甘い。コンラッドって恋人になるとこんなに甘々になるんだな。
「ちょっと、コンラッド。人が来るよ~。さぁ、コンラッドのお家へレッツゴーだ!!」
俺は、なんとか甘くて窒息しそうな雰囲気を変えようと大声を出す。視界の端に、少し悲しそうなコンラッドが見えた気がするけど・・・・。
この世界のコンラッドは、一体どれだけ稼ぎがいいんだろう。彼の住むデザイナーズマンションのあまりの大きさに愕然とする。
シンプルな美しいフォルムの棟が北側と南側に2つ並んで建っている。その間をエレベータータワーが連結していて、まるでホテルのような概観だ。その上、各々の部屋には、広く開放的なバルコニーが付いている。
白を基調とした、すっきりとしたモダンなエントランスを通り抜ける。大理石でできた玄関ホールを通り、エレベーターの前まで行く。
「こ、コンラッド。すごい、すごすぎるよ!!まるでホテルだよ!」
くすくすと、コンラッドがこちらを見て笑っている。
「そんなにはしゃいで、可愛らしいですよ、ユーリ。今日から、貴方もここの住人ですから、自由に使って下さいね」
俺は、意気揚々と答える。
「うん!こんな格好いいところに住めるなんて嬉しいよ、コンラッド!!」
俺は嬉しくて、思わずコンラッドに抱きつく。
その時、丁度エレベータが1階に降りてきた。コンラッドは俺を抱きこんだまま、エレベーターに乗り込む。
「んうっ」
コンラッドが俺の顎を掴んで上を向かせると、濃厚なキスをしてきた。コンラッドは、キスをしながら器用に左手でエレベーターの『閉まる』ボタンを押した後に27階を押す。
コンラッドは、自由になった左手を俺の腰にまわしてきつく抱き寄せる。もちろん、激しいキスをしながら。今日、学校でされたキスよりももっと濃厚で、激しい口付け。
コンラッドの舌が、俺の舌を絡めとる。歯列をなぞる。唇を吸い上げられる。
絶え間ない、コンラッドからの刺激に俺は上手く呼吸ができなくなってくる。
「ふ・・っはぁ・・ん・・・・んんっ・・」
酸欠になる寸前に、エレベーターのドアが開く。ようやく、唇が解放される。足元がふらつく俺を、彼は優しく介抱しながらエレベーターを降りる。
コンラッドは、甘い眼差しで、俺をみつめてくる。
「大丈夫ですか。すみません、貴方が可愛らしくてつい無茶をしてしまいました」
俺は、なんとか呼吸を整えると、返事する。
「コンラッド・・・。そうだ、この世界ではコンラッドってさぁ・・・・・俺の担任じゃん!教師が生徒にこんなことするなんて・・・・なんか・・・・エロい」
そうだ、俺はこのことをすっかり忘れていた。思わず、真っ赤になってしまう。
「おや?ユーリは、そういうのに興奮するのですか。何なら情事の最中には、俺のことを先生と呼んでもいいですよ」
コンラッドは、悪戯な瞳をこちらに向けてくる。
「コンラッド~!!もう、あまりからかうなよな」
俺は、耳まで赤く染めながらコンラッドを軽く睨む。
彼は、余裕の表情で優しく微笑む。
あぁ、この調子でコンラッドの恋人をやってたら、俺は一体どうなってしまうんだろう。
第七話=完
※コンラッドと同居することになって、いちゃいちゃするお話です(笑
「さぁ、ユーリ。乗ってください」
そういうと、コンラッドは真っ赤で、華美な車の助手席の扉を開ける。
レーシングカーみたいなこのデザインは、ひょっとしてフェラーリ?!馬のエンブレムもあるし、間違いない、フェラーリだ。すっげぇ~。
そのドアが鳥の翼のように上に開く。
「コンラッド、な、何このドア~?!上に開いたよ!」
にこり、と微笑んでコンラッドが答える。
「お気に召しましたか?ユーリ。この車のドアは、ガルウィングと言うんですよ。gullとは、英語で『カモメ』をあらわすんです。このドアは、カモメが翼を広げているように見えるから、ガルウィングというんです」
「へぇ~、格好いい車だな。なんか、大人の男の車って感じ!!てか、この車は普通なかなか買えないよなぁ」
コンラッドがにこりと微笑む。
「そうですか。気に入ってもらえて嬉しいです。そして、この車の定員は2名だけなんです」
ふわりと、コンラッドに抱きしめられる。そして、俺の耳元まで唇を近づけると、そっと囁かれる。
「つまり、ここの助手席は、ユーリ専用の席ですよ」
あ、甘い。コンラッドって恋人になるとこんなに甘々になるんだな。
「ちょっと、コンラッド。人が来るよ~。さぁ、コンラッドのお家へレッツゴーだ!!」
俺は、なんとか甘くて窒息しそうな雰囲気を変えようと大声を出す。視界の端に、少し悲しそうなコンラッドが見えた気がするけど・・・・。
この世界のコンラッドは、一体どれだけ稼ぎがいいんだろう。彼の住むデザイナーズマンションのあまりの大きさに愕然とする。
シンプルな美しいフォルムの棟が北側と南側に2つ並んで建っている。その間をエレベータータワーが連結していて、まるでホテルのような概観だ。その上、各々の部屋には、広く開放的なバルコニーが付いている。
白を基調とした、すっきりとしたモダンなエントランスを通り抜ける。大理石でできた玄関ホールを通り、エレベーターの前まで行く。
「こ、コンラッド。すごい、すごすぎるよ!!まるでホテルだよ!」
くすくすと、コンラッドがこちらを見て笑っている。
「そんなにはしゃいで、可愛らしいですよ、ユーリ。今日から、貴方もここの住人ですから、自由に使って下さいね」
俺は、意気揚々と答える。
「うん!こんな格好いいところに住めるなんて嬉しいよ、コンラッド!!」
俺は嬉しくて、思わずコンラッドに抱きつく。
その時、丁度エレベータが1階に降りてきた。コンラッドは俺を抱きこんだまま、エレベーターに乗り込む。
「んうっ」
コンラッドが俺の顎を掴んで上を向かせると、濃厚なキスをしてきた。コンラッドは、キスをしながら器用に左手でエレベーターの『閉まる』ボタンを押した後に27階を押す。
コンラッドは、自由になった左手を俺の腰にまわしてきつく抱き寄せる。もちろん、激しいキスをしながら。今日、学校でされたキスよりももっと濃厚で、激しい口付け。
コンラッドの舌が、俺の舌を絡めとる。歯列をなぞる。唇を吸い上げられる。
絶え間ない、コンラッドからの刺激に俺は上手く呼吸ができなくなってくる。
「ふ・・っはぁ・・ん・・・・んんっ・・」
酸欠になる寸前に、エレベーターのドアが開く。ようやく、唇が解放される。足元がふらつく俺を、彼は優しく介抱しながらエレベーターを降りる。
コンラッドは、甘い眼差しで、俺をみつめてくる。
「大丈夫ですか。すみません、貴方が可愛らしくてつい無茶をしてしまいました」
俺は、なんとか呼吸を整えると、返事する。
「コンラッド・・・。そうだ、この世界ではコンラッドってさぁ・・・・・俺の担任じゃん!教師が生徒にこんなことするなんて・・・・なんか・・・・エロい」
そうだ、俺はこのことをすっかり忘れていた。思わず、真っ赤になってしまう。
「おや?ユーリは、そういうのに興奮するのですか。何なら情事の最中には、俺のことを先生と呼んでもいいですよ」
コンラッドは、悪戯な瞳をこちらに向けてくる。
「コンラッド~!!もう、あまりからかうなよな」
俺は、耳まで赤く染めながらコンラッドを軽く睨む。
彼は、余裕の表情で優しく微笑む。
あぁ、この調子でコンラッドの恋人をやってたら、俺は一体どうなってしまうんだろう。
第七話=完
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