2009.4.22設置
『今日からマ王』メインです。
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第三話 ギュンターは、保健室の先生??
※異世界のギュンターは、保健室の先生でちょいエロです。
ヴォルフラムって、本当に怒ってたかと思うと泣きそうになったり、笑ったり、喜怒哀楽が激しくて忙しいよな、あはは。
そんなことを思いながら、引き戸を開けるとや、やっぱりここは異次元な世界だったと思い知らされる。
なぜって、ギュンターがシルバーフレームの眼鏡をかけて、真っ白な白衣を纏っていたからだ。
俺に気がつくと、わき目も振らずに抱きついてくる。はは、この辺は全く一緒なんだな。
「渋谷ユーリ君!あぁ、なんと麗しきお姿!いつも校舎で見かけるあなたのことを陰ながら厚くお慕いしておりました。今日は、初めて保健室にまでお越しいただいて光栄です。あなたとならいつでも一線を越える覚悟はできております。」
「い、いやぁ~、別に俺は一線を越える気なんてないですから。はは・・」
刹那、白衣ギュンターの眼鏡の奥の瞳が細められた気がした。
「ユーリ君。ところで、具合が悪くて保健室においでになったんですよね?では、私が触診にて病状を確かめさせてもらいますよ。」
言うや否や、ギュンターの大きくて長い右手が俺の髪を弄びながら頭の後ろにまわる。左手が背中をゆっくりと撫でながら、腰へと降りてくる。
「ん、や、やめろよ、ギュンター・・。くすぐったい。」
この世界のギュンターは、明らかに変!なんかいつもより変態っぽいよ~!!
「ふふ。熱はありませんか。今調べて差し上げますよ。」
ぐい!と、腰を引き寄せられる。俺の頭の後ろのギュンターの手に力が入る。ギュンターの顔が急接近する。や、やめて、キスされる?あまりのことにぎゅっと目を瞑って身構えた。
コツン。
?そっと目を開けてみた。
ギュンターのおでこと俺のおでこがぶつかっていた。拍子抜けした。
「ふふ、貴方はキスされるのを待っていたんじゃありませんか?」
ギュンターが小首をかしげ、不敵に微笑む。銀色の長髪がさらりと流れる。
はっとして、俺は真っ赤になる。本当だ。こんなんじゃ、まるでキスを待ってたみたいだよ。恥ずかしい。
どうしよう、俺、穴があったら入りたいよ~。
「くすくす、まぁまぁ、私も最初からあまりあなたをいじめるわけにもいきませんからね。今日のところは、ベットでゆっくりとおやすみ下さい。」
そういって、優しく微笑むと俺をベットへ横たえらせた。
ギュンターは、人差し指で俺の髪の毛を弄びながらも真剣な表情で俺に言った。
「私がこんなことを、誰にでもするとお思いですか?いいえ、私は貴方だからこそこうしたいのです。貴方にしかこんなことしませんよ。あなたのことをとてもお慕いしている所存です。」
「うん。ま、そ、そうだね。」
流れに任せて俺は、返事をする。
なんだかいろいろあって疲れたし、一休みでもするか。
「おやすみ、ギュンター。」
「おやすみなさいませ、ユーリ君。」
にこりと微笑んだギュンターを眺めながら俺は眠りについた。
第三話 完=
※異世界のギュンターは、保健室の先生でちょいエロです。
ヴォルフラムって、本当に怒ってたかと思うと泣きそうになったり、笑ったり、喜怒哀楽が激しくて忙しいよな、あはは。
そんなことを思いながら、引き戸を開けるとや、やっぱりここは異次元な世界だったと思い知らされる。
なぜって、ギュンターがシルバーフレームの眼鏡をかけて、真っ白な白衣を纏っていたからだ。
俺に気がつくと、わき目も振らずに抱きついてくる。はは、この辺は全く一緒なんだな。
「渋谷ユーリ君!あぁ、なんと麗しきお姿!いつも校舎で見かけるあなたのことを陰ながら厚くお慕いしておりました。今日は、初めて保健室にまでお越しいただいて光栄です。あなたとならいつでも一線を越える覚悟はできております。」
「い、いやぁ~、別に俺は一線を越える気なんてないですから。はは・・」
刹那、白衣ギュンターの眼鏡の奥の瞳が細められた気がした。
「ユーリ君。ところで、具合が悪くて保健室においでになったんですよね?では、私が触診にて病状を確かめさせてもらいますよ。」
言うや否や、ギュンターの大きくて長い右手が俺の髪を弄びながら頭の後ろにまわる。左手が背中をゆっくりと撫でながら、腰へと降りてくる。
「ん、や、やめろよ、ギュンター・・。くすぐったい。」
この世界のギュンターは、明らかに変!なんかいつもより変態っぽいよ~!!
「ふふ。熱はありませんか。今調べて差し上げますよ。」
ぐい!と、腰を引き寄せられる。俺の頭の後ろのギュンターの手に力が入る。ギュンターの顔が急接近する。や、やめて、キスされる?あまりのことにぎゅっと目を瞑って身構えた。
コツン。
?そっと目を開けてみた。
ギュンターのおでこと俺のおでこがぶつかっていた。拍子抜けした。
「ふふ、貴方はキスされるのを待っていたんじゃありませんか?」
ギュンターが小首をかしげ、不敵に微笑む。銀色の長髪がさらりと流れる。
はっとして、俺は真っ赤になる。本当だ。こんなんじゃ、まるでキスを待ってたみたいだよ。恥ずかしい。
どうしよう、俺、穴があったら入りたいよ~。
「くすくす、まぁまぁ、私も最初からあまりあなたをいじめるわけにもいきませんからね。今日のところは、ベットでゆっくりとおやすみ下さい。」
そういって、優しく微笑むと俺をベットへ横たえらせた。
ギュンターは、人差し指で俺の髪の毛を弄びながらも真剣な表情で俺に言った。
「私がこんなことを、誰にでもするとお思いですか?いいえ、私は貴方だからこそこうしたいのです。貴方にしかこんなことしませんよ。あなたのことをとてもお慕いしている所存です。」
「うん。ま、そ、そうだね。」
流れに任せて俺は、返事をする。
なんだかいろいろあって疲れたし、一休みでもするか。
「おやすみ、ギュンター。」
「おやすみなさいませ、ユーリ君。」
にこりと微笑んだギュンターを眺めながら俺は眠りについた。
第三話 完=
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