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  <title>プリマベーラ</title>
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  <description>２００９．４．２２設置
『今日からマ王』メインです。　
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  <lastBuildDate>Sun, 03 Jun 2012 13:51:05 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>高校生以来またファンになったｖ</title>
    <description>
    <![CDATA[マ王と関係なくてごめんなさいなんだけど。<br />
<br />
hydeが、可愛すぎるー！！（Ｌ&rsquo;Ａｒｃの）もう、たまらんー。美形なのに天然でかわいい、美声すぎる。<br />
高校生のとき大ファンだったけど、最近また嵌っちゃった。<br />
人生で2度、好きになれるのって楽しい。<br />
vampsのライブを夏に一人で見に行ってきますｖ]]>
    </description>
    <category>管理人の日記だトサ</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E7%AE%A1%E7%90%86%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%81%A0%E3%83%88%E3%82%B5/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E4%BB%A5%E6%9D%A5%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%EF%BD%96</link>
    <pubDate>Sun, 03 Jun 2012 13:51:05 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>それなんてだいえっと？（4）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>
	　</p>
<p>
	<br />
	「ユーリ、どうしたんですか？　そんなに赤い顔をして。シチュー、熱すぎましたか。待って下さいね」</p>
<p>
	　厨房からメイドさん達が運んでくれた食事を、ソファに腰掛けて二人で仲良くいただいていたわけだけど。コンラッドは、失礼しますと言い、おれの皿からシチューをひとさじ掬い上げると、整った長い唇を丸めて息を吹きかける。いわゆる親が子供に、お粥を食べさせるときにする、あの『ふぅふぅ』だ。</p>
<p>
	「ほら、もう大丈夫ですよ、ユーリ。口を開いて？」</p>
<p>
	　甘く微笑み、穏やかな低い声で囁かれてしまう。すごく照れくさいのに、コンラッドが相手だと素直に口を開いてしまった。彼が冷ましてくれた暖かいシチューの甘みが口内にふわっと広がっていく。</p>
<p>
	「うん! うまいね、このシチュー」</p>
<p>
	「よかった、ちゃんと食べれて。可愛い笑顔ですね」</p>
<p>
	「可愛くないし&hellip;&hellip;はっ、え？　おれ、笑ってた？　う、は、はは&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　コンラッドにこーんなに恥ずかしいほど甘やかされておれ、笑ってたなんて。彼に指摘されるまで気づかなかった。またまた顔が火照ってきた。</p>
<p>
	「ってかさ、いくら名付け親だからって、これは甘やかしすぎだろ？　あんたがさっきからずーっとその調子だから、だから顔だって赤くなるんだって！」</p>
<p>
	「ユーリ、すみません。アニシナの薬のせいでしょうか、いつにも増してあなたを放っておけないんです。嫌だったら、その都度、教えて下さいね」</p>
<p>
	「いや、まぁそう&hellip;&hellip;なんだよな。ごめん、じゃあ、そうするな」</p>
<p>
	　そうは言ってみたものの、なぜかコンラッドが相手だと、どんな照れくさいことも素直に甘えてしまう。これは、初めて気づいたことだ。惚れ薬なんていう特殊なもののせいで、より一層甘やかされるようになって、はっきりと気が付いた。普段も結構甘やかされてたけど、ここまで甘やかされても、そんなに嫌じゃない自分がいた。ただ、恥ずかしくて、照れまくるけど。</p>
<p>
	　食事中は、何を食べても砂糖をまぶされているみたいな気分だった。いや、それどうよ、本当に。サラダもパンもシチューも、栄養バランスを配慮されていただろうに&hellip;&hellip;糖類だけやたらに摂取したみたいな感じだ。</p>
<p>
	「あー、食った。もう腹に何も入らないー」</p>
<p>
	　言うなりソファの背に凭れかかると、急に視界が暗くなった。というか、コンラッドが上から俺を覗いてた。<br />
	　さっきのキスを唐突に思い出してしまい、まじまじとコンラッドの唇を見つめてしまった。薄くて綺麗な唇だった。思わずじーっと見入っていたものだから。</p>
<p>
	「ユーリ、俺の口に何かついていますか？」<br />
	「へっ？！」<br />
	「それとも、キス&hellip;&hellip;したいんですか？」<br />
	「なっ？！だめだめだめーっ、キスは禁止!　って、わぁっ！」</p>
<p>
	　思わず立ち上がったけれど、強引にコンラッドに引き寄せられた。その弾みで、ソファに座る彼の膝の上に跨ってしまう。</p>
<p>
	「ユーリ、キスが駄目なら抱きしめてもいいですか？」</p>
<p>
	「う、っていうかもう抱きしめてるし&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	「俺に抱きしめられるのは嫌？」</p>
<p>
	　いきなり低い甘い声で耳元でなにやら囁くので、またかぁぁっと顔から火が出てしまう。なんか恋人にでもなったみたいな気がして、恥ずかしい。　</p>
<p>
	「べ、別に&hellip;&hellip;嫌じゃないけど&hellip;&hellip;ずっとこのままの格好でいるのは恥ずかしいです&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	「残念ですが&hellip;&hellip;そうですね、失礼しました。ところで、そろそろお風呂にしますか？　折角なので、ご一緒させて下さいね、ユーリ」</p>
<p>
	「あぁ、そうだな久しぶりに一緒に入ろうぜ&hellip;&hellip;はっ」</p>
<p>
	　何気なく風呂に誘われたのを、受け入れてしまった。けれど、こんな状況で果たしていいものだろうか。ひとりで葛藤している横で、コンラッドは手早く風呂の支度をしていたりする。んー、まぁ大丈夫だろう。たぶん、おそらく。</p>
<p>
	<br />
	＊＊＊＊＊＊</p>
<p>
	<br />
	　何となく服を脱いでいるときに、熱く見つめられている気がした。おれは、服を慌てて脱ぎ捨てると、手ぬぐいを腰に巻きつけて慌てて湯けむりの中に駆け入った。<br />
	　大理石の見事な床に、転びそうになるも、コンラッドが来るよりも前に、かけ湯を済ませて湯船に入ってしまう。</p>
<p>
	「ユーリ、そんなに慌てて。俺に警戒してるんですか？」<br />
	　もやもやとした湯煙の中、コンラッドは笑い声を少し含んで、面白そうに尋ねてきた。こちらに近づいて来ているが、彼のほうを見ないようにしていた。なんとなく気恥ずかしいからだ。</p>
<p>
	「べ、別に警戒とかしてねぇし。だ、だって俺一応男だし、う、う失ったら困るものとかないし」</p>
<p>
	「本当にそうですか？」</p>
<p>
	　やたらと甘い声が、浴室に響いてびくっとしてしまう。</p>
<p>
	「ないないない、失って困るものとかないっ&hellip;&hellip;！　じゃなくて、警戒とかしてないよ！」</p>
<p>
	「よかった。警戒していらっしゃらないようなので、失礼しますね」</p>
<p>
	　柔らかい声で笑いながら、コンラッドは湯船に浸かる。何気におれの隣まで来ると、背中を淵に預けて息を吐いた。</p>
<p>
	「コンラッドも風呂好きなんだな。ふーって、気持ち良さそうに息吐くなんて」</p>
<p>
	「ええ&hellip;&hellip;とても好きですよ」</p>
<p>
	　『好きですよ』のときだけ、こちらを意味深に見つめて低い声で言ってきた。水蒸気で湿った睫毛が、やけに艶めいて、思わず目を逸らした。</p>
<p>
	「そ、そうだよな。おれも風呂、すげー好きだよっ！」</p>
<p>
	　照れ隠しに、大声を出して相槌を打った。けれど、ここで照れてしまう自分がよくわからなかった。</p>
<p>
	「ユーリ、どうしたんですか？　顔、赤いですよ」</p>
<p>
	「べっ、別にそんなたいしたことないよっ。あ、そうだ、のぼせたんだよっ！」</p>
<p>
	「まだ湯に浸かって数分なのに？」</p>
<p>
	　おかしそうにコンラッドは、こちらを見つめて笑ってくる。けれど、唐突に真面目な顔&hellip;&hellip;というよりも甘い顔になって目を細めて見つめてくる。薄茶の瞳は、透明感があって見つめていると、吸い込まれそうな気がした。次第に、呼吸が浅く早くなっていく。</p>
<p>
	「そんなに可愛らしく頬を上気させていると、俺のこと&hellip;&hellip;意識してくれてるのかな&hellip;&hellip;なんて自惚れそうになる」</p>
<p>
	「コンラッ、ド&hellip;&hellip;っ&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　湯で暖かくなった彼の指先が、おれの顎先を優しく掴んだ。そのまま、親指でおれの唇をそっと撫でた。甘い瞳には、時折、照明の柔らかな灯かりが差し込み、小さな星屑が宿る。</p>
<p>
	「ねぇ、ユーリ。自惚れちゃだめ？　俺のこと、少しは意識してくれてる？」</p>
<p>
	「コンラッド&hellip;っ&hellip;&hellip;ン&hellip;&hellip;っ！」</p>
<p>
	　おれの返事を遮るように、唇を塞がれる。大きな手が後頭部に優しく置かれると、彼の方へと引き寄せられる。角度を変えて口付けられるたびに、湿った水音がクチュ&hellip;&hellip;と浴室に甘く響く。待ち切れないように、性急に唇を抉じ開けて舌が口内に侵入してくる。　甘く口内を舌で撫でられて、ゾクゾクと体が痺れていく。</p>
<p>
	「ン&hellip;&hellip;っはぁっ&hellip;ユーリ、好きです&hellip;&hellip;っ&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　キスの最中に、唇が離されたかと思うと、掠れた熱っぽい声で甘く囁かれる。<br />
	　頭がぼうっとして、思考が追いつかない。ただ、彼の柔らかく暖かな唇の感触に翻弄されてしまう。女の子みたいな甘えた声が、漏れてしまう。それが、他人事みたいに遠くに聴こえた。</p>
<p>
	「んはぁ&hellip;ンぅ&hellip;&hellip;っコン、ラッド&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　彼の唇が、ゆっくりと首筋を伝い始める。くすぐったいのに気持ちが良くて、たまらず身を捩じらせた。チャプ&hellip;&hellip;と湯が揺らぐ音と共に、彼が甘く囁いた。</p>
<p>
	「気持ちいい？　感じてくれてるのかな」</p>
<p>
	「なっ、そんな恥ずかしいことっ&hellip;&hellip;あっ&hellip;！」<br />
	　<br />
	　唐突に舌の先で、胸の尖りを突かれた。そこに、初めて与えられる刺激に、信じられないくらいに体が敏感になる。けれど、彼の舌先は、追い討ちをかけるように屹立した乳首を押し潰したり、唇は甘くそれを含んでしまう。甘い責めに、次第に体の中心が痛いくらいに熱を持ち、疼き始めた。無意識に視線を落とすと、綺麗な彼の唇が俺の乳首を咥えているのが見えてしまう。恥ずかしさと気持ちよさに、意識は体から遠く離れていくようだった。</p>
<p>
	「ここ、こんなにして&hellip;&hellip;俺の舌は気持ちよかったんですか？」</p>
<p>
	「そ、そんな言い方&hellip;あっ&hellip;ンン、や、だ、だめ、そこ&hellip;っ&hellip;&hellip;！！」　</p>
<p>
	　コンラッドらしくない卑猥な言い方に、ドキリとする間もなく、大きな手が、疼いてたまらないところに触れた。初めは、そっと添えるように包んでいた手のひらが、次第にゆっくりと上下に動き始めた。<br />
	　<br />
	「はぁ&hellip;っ&hellip;ン&hellip;だめ、コン、らっ&hellip;そんなことしたら&hellip;おかしく、なりそ、う&hellip;っ！」</p>
<p>
	「いいですよ、ユーリ。何も考えられなくなるくらい気持ちよくなって？」</p>
<p>
	　耳元で低く囁かれて、触れる吐息がくすぐったい。けれど、その台詞は、もっとどうにかなりそうなくらいやばくて。拒絶しようと思えば、出来るはずなのに。彼を強く押しのけるだけなのに、それが出来ない。ただ素直に、彼から与えられるものを受け入れてしまう。</p>
<p>
	「どうし、よう&hellip;こんらっ、気持ち、いい&hellip;んぁっ、ああっ&hellip;！！」</p>
<p>
	　自分の気持ちが見えなくて、けれど、身体は蕩けそうなくらいに気持ちが良くて、知らずコンラッドの手の動きに合わせて腰が上下に動いていく。恥ずかしくて、気持ちよすぎて、いろんな感情がぐちゃ混ぜに掻き乱されて、よくわからなくなっていく。端整な顔立ちの彼を、涙で滲んだ瞳で見てた。<br />
	　<br />
	「ユーリ、そんなに気持ちいいの？　腰、動いてるよ。いやらしいな」</p>
<p>
	「ばか、そんなこと、いうな&hellip;&hellip;あ、だめ、そんな早く、扱かないでっ&hellip;！！」</p>
<p>
	<br />
	　すごく気持ちがよくて、思考が鈍る。快楽に沈んでいくのは、とても楽だ。<br />
	　そう、こんな風に、流れに身を任せてしまうのは、すごく楽なことに思えた&hellip;&hellip;だけど、でも&hellip;&hellip;。ざわざわとした違和感が燻り（くすぶり）始める。</p>
<p>
	<br />
	　おれの心の中で、初めは気づかないくらいに静かな風が巻き起こる。けれど、それは次第におれの感情を全部巻き込んで、大きな竜巻になっていく。</p>
<p>
	<br />
	　――　こんなんじゃ、嫌だ。あんたの気持ちが見えないのに、どうして？！</p>
<p>
	<br />
	「もうっ、本当に止めろっ！！」</p>
<p>
	　気がつくと、泣きながらコンラッドを力いっぱい押しのけていた。</p>
<p>
	「ユーリ」</p>
<p>
	　小さく名前を呼ぶコンラッドを、強く見上げて。</p>
<p>
	「ごめん、おれ&hellip;&hellip;嫌なんだ。嫌だよ、コンラッドにこんなことされるの」</p>
<p>
	　悲しそうに薄茶の瞳は、揺れるけれど、おれはまっすぐに彼を見つめる。瞳の中のおれは、すごく優しく笑ってた。</p>
<p>
	「ううん、違うんだ。あんたにこういうことされるのが、嫌なんじゃない。こんなさ、アニシナさんの薬の影響で、ちゃんと気持ちが見えないコンラッドとは、こんなことしたくないっていう意味なんだ」</p>
<p>
	「ユーリ&hellip;&hellip;それは&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　驚きに目を瞠る（みはる）コンラッドを、今度は見ていられない。照れくさくて、ふいと視線を下げた。<br />
	　</p>
<p>
	&nbsp;</p>
]]>
    </description>
    <category>ショートストーリー</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%A3%E3%81%A8%EF%BC%9F%EF%BC%884%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Fri, 25 May 2012 15:32:23 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>それなんてだいえっと？　（３）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>
	「どうしたんですか、二人とも。顔が赤いですよ」</p>
<p>
	　コンラッドは、相変わらず、涼しげで二枚目な笑顔だった。動揺する二人をよそに、テーブルにユーリ用の茶器を置き、ポットからつやつやとした褐色の紅茶を注ぐ。ため息が出るくらい、そつのない動作だ。そんな優雅な動作の脇で、おれとヴォルフラムは、置物みたいにじっとしていた。</p>
<p>
	「どうぞ、陛下はまだでしょう？　冷めないうちにお召し上がりくださいね」</p>
<p>
	　ゆるりと再びテーブルから、ソーサーとティーカップを取り上げると、コンラッドはにこやかに、こちらへと差し出す。余裕が無くて、『陛下って呼ぶな』なんていちいち訂正していられない。</p>
<p>
	「いや、実はもう飲んだって言うか、鼻から吸引したっていうか&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	「あぁ、ヴォルフラムの紅茶を一緒に飲んだのですね」</p>
<p>
	「あ、えっ？　つっこみ所はそこ？　『鼻から』のくだりは、いいのか？　て、いやっ、まぁ、そのそれは、なな、何でもないし、寧ろ突っ込まれたくないしっ」</p>
<p>
	「ばっ、ばかユーリっ！　余計なことをいうと、コンラートに質問攻めの刑にされるぞ！　僕は、ふおっ、フォンビーレフェルト領に用を思い出した。ちょっと、出かけてくるっ！！」</p>
<p>
	　紅茶の話で、思わず墓穴を掘りそうになったおれに、ヴォルフラムは顔中を真っ赤にすると、部屋から飛び出していった。</p>
<p>
	「ヴぉ、ヴォルフ、ビーレフェルト領って、それって、じ、実家じゃん？！　実家に帰らせていただきます！　的な宣言か？」</p>
<p>
	　照れ隠しも甚だしい、わけのわからない台詞をいうしかなかった。<br />
	　けれど、コンラッドはおれの隣にゆっくりと腰を下ろすと、いつもの笑顔で見つめてくる。</p>
<p>
	「へぇ、そんな台詞をあなたが仰るなんて思いませんでした。少し、意外ですね」</p>
<p>
	「へっ？　お、おれ、そんなすごいこと言った？　コンラッド？」</p>
<p>
	　コンラッドの声が少し沈んで聞こえて、茶色い瞳を覗きこんでしまう。相変わらず、銀色の虹彩がきらきらしていたりする。</p>
<p>
	「あなたはいつも、ヴォルフラムの婚約者であることを否定するのに、あのような台詞を仰るから。ヴォルフラムの旦那様のようにみえましたよ」</p>
<p>
	　言われてから、頭の中がすこーんっと真っ白になる。<br />
	　その次には、弾丸のごとく言い訳が飛び出した。</p>
<p>
	「ありえない、ありえないってーっ。あれは、あれは、もうほんっとそんな深い意味で言ってないし。ていうか、あぁ、そうか。コンラッド、おれのことを、からかってるんだろ？　絶対そうだろーっ。普通あんな台詞から、そんな飛躍的な解釈できないだろっ？」</p>
<p>
	「いいえ、からかってはいませんよ。私も、どうかしていました。失言だから、どうか気にしないで」</p>
<p>
	「え、あぁ&hellip;&hellip;うん」</p>
<p>
	　何かがおかしい。普段は、何でもそつなくこなすし、いつも爽やかな彼から少し違和感がする。なんだか歯切れが悪いっていうか&hellip;&hellip;。</p>
<p>
	　そうだっ、そうだった！！　おれは、アニシナさんのおかしなダイエット薬で、世界中の男達から惚れまくるありがたーい（棒読み）運命にいるんだった。<br />
	　ていうことは、今、間違いなくコンラッドも俺のことが好きになってる？！<br />
	　<br />
	　そう思うと、途端に動悸が激しくなってきた。</p>
<p>
	　グウェンダルやヴォルフラムでさえ、あんなに甘く誘惑してきたんだから、上級者のコンラッドだったらどんなことになるのか&hellip;&hellip;。<br />
	　喉が、からからに渇いていく。</p>
<p>
	「あ、あのさ&hellip;&hellip;コンラッド、おれ&hellip;おれのこと、好き？」<br />
	　<br />
	　ん？　あ、あれ？<br />
	　緊張しすぎたおれは、なんかとんでもないことを言った気がする。</p>
<p>
	　耳が痛いくらいに、熱をもって、顔中が火照って熱い。</p>
<p>
	「ぐぁぁっ&hellip;！！　今のなしーっ、なしの方向でおねがいしますっ&hellip;！　あの全部アニシナさんの薬のせいっていうかっ。おれ、今絶賛、男にもてもて中なんだよ。びっくりな男限定のモテキなんだって！　だからさっ、そのそのそのっ&hellip;おかしなこと聞いたのは、コンラッドもアニシナ薬に毒されてるのかなぁって思って聞いた次第ですっ&hellip;！！」</p>
<p>
	「そういうわけだったんですね。どうりで&hellip;&hellip;いつにも増して可愛らしいと思いました」</p>
<p>
	「へっ&hellip;&hellip;、可愛くない、可愛くないって&hellip;&hellip;ん、えっ、コンラッドっ&hellip;&hellip;？」</p>
<p>
	　恥ずかしい台詞に、あさっての方向を向いてしまう。動揺しながらもなんとか言い返していると、視界が暗くなっていた。暖かな手の感触が、腰にあった。<br />
	　気がつくと、ごくごく自然に腰なんかを抱き寄せられながら、優しく顔を覗きこまれていた。</p>
<p>
	「ユーリ、すみません。薬に毒されているみたいです。それも、ひどく、手遅れみたいです」</p>
<p>
	「な、なに言って&hellip;&hellip;っ！」</p>
<p>
	　いつにも増して甘いトーンの穏やかな声に、耳がゾクゾクと痺れてしまう。もとよりスキンシップの多い彼だが、アニシナ薬のせいか、恋人並に密着してくる。同じ男として、コンプレックスを抱いてしまうほどの大きな手に、左から優しく引き寄せられていた。隣に座っているだけなのに、こんなに顔を覗きこめるだけの体格差にも、妙に困惑してしまう。<br />
	　そのうえ、見つめてくる薄茶色の綺麗な瞳は、見たこともないくらい熱を帯びて甘い。</p>
<p>
	「ユーリ&hellip;&hellip;大好きです。あなたのことが、とても愛おしいです」</p>
<p>
	「ななな、こ、コンラッド&hellip;&hellip;っ、そっ、それそれ、アニシナ薬の錯覚だからっ、も、もうおれっ、やっぱり、迎賓館に立て篭（こ）もることにするっ&hellip;&hellip;っ！」<br />
	　<br />
	　いや、立て篭もっちゃだめだけど&hellip;&hellip;。<br />
	　今まで言われたこともない、甘くて切ない台詞にどう対処していいかわからない。反射的に、この状況から抜け出そうと、ソファを立ち上がった。</p>
<p>
	　けれど、コンラッドも素早く立ち上がると、おれを長い腕の中に閉じ込めてしまった。</p>
<p>
	「行かないで、ユーリ。いえ、行かせたくありません。だって、皆ユーリを見たら、好きになってしまうのでしょう？　そんな状態で、あなたを一人にはしたくありません&hellip;&hellip;俺だって、あなたが好きなんですよ？」</p>
<p>
	　コンラッドは、一呼吸を置くと、そっと耳元に唇を寄せ、ため息混じりに囁いた。掠れる様な甘い吐息に、背筋が痺れてしまう。</p>
<p>
	「貴方にこんなに惚れてしまうのは、俺だけがいい」<br />
	　<br />
	　きつく抱きしめた腕を緩めると、上から蕩けそうな顔で見つめてくる。左手を腰に滑らせ、右手を甘く、おれの頬に添えてくる。</p>
<p>
	「俺を、あなたの恋人にしてくれませんか？」</p>
<p>
	「こ、コンラッドっ&hellip;&hellip;！！　お、落ち着いてって&hellip;&hellip;！　全部、アニシナさんの薬の錯覚、錯覚だよ？　口説く相手が間違ってるってーっ！」</p>
<p>
	「茶化さないで、ユーリ。俺が、あなたの恋人になるのは迷惑ですか？」</p>
<p>
	　上擦った声の言い訳なんて、すぐに遮られてしまう。透き通るような薄茶の瞳が、息もつけなくなるくらいに見つめてくる。頬に添えられた手が、くすぐったい。その手を時折動かしては、耳の後ろの髪に指を絡めてくる。<br />
	　<br />
	「め、迷惑とかそんなこと言うなよな。で、でもさっ、だから何度も言うけど、アニシナさんの薬のせいでおれがよく見えちゃってるだけなんだって&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　真剣に見つめてくる眼差しに、思わず言葉が詰まってしまう。たまらずに、瞳を逸らしてしまった。<br />
	　すると、コンラッドがゆっくりと俺を腕の中から解放した。暖かかった熱が消えて、所在なさげに、困ったような顔で彼を見上げた。</p>
<p>
	「ユーリ、少し喉が渇いたでしょう。紅茶&hellip;&hellip;要りますか？」</p>
<p>
	　コンラッドは、テーブルからカップを取り上げると、優しく微笑んできた。</p>
<p>
	「え、あ、あぁ、うん。ありがとう、コンラッド&hellip;&hellip;えっ&hellip;ン&hellip;&hellip;っ？！」</p>
<p>
	　いつもみたいに爽やかに微笑まれるから、つられて微笑み返しただけの筈&hellip;&hellip;なのに。<br />
	　唇には柔らかくて暖かい感触がした。<br />
	　そして、鼻腔には、爽やかで魅惑的なアールグレイの香りが広がった。口内に侵入してきた、湿った舌の感触に、ドキリ&hellip;&hellip;と身を竦（すく）ませると、紅茶が少しづつ、喉奥に流れていった。<br />
	　脳裏では、カップから紅茶を口に含むコンラッドの姿が過（よ）ぎった。</p>
<p>
	　――　おれ、コンラッドに紅茶を口移しされてる&hellip;&hellip;？</p>
<p>
	　あまりのことに、されるがままになっていた。コクンコクン&hellip;&hellip;と何度か小さな音を立てて、紅茶を嚥下（えんげ）し終えると、唇が離された。</p>
<p>
	「すみません、あなたを見ていたら抑えられなくて。けれど&hellip;&hellip;」</p>
<p>
	　呆然とするおれに、コンラッドは言葉を濁し、躊躇いがちに続ける。</p>
<p>
	「ヴォルフラムと様子がおかしかったから、気になっていたんです。彼と、キスしていたんじゃないかって嫉妬していたら&hellip;&hellip;すみません」</p>
<p>
	「えっ、ヴォルフとは、キ、キスはしてないですっ！　そ、そりゃ、その&hellip;&hellip;キスされそうにはなったん&hellip;&hellip;っ！」　</p>
<p>
	　言い終わる前に、おれはまたコンラッドの腕の中で、ぎゅうぎゅうに抱きしめられていた。</p>
<p>
	「だから&hellip;&hellip;っ、だから、こんなときにあなたを一人になんてしたくないんです。恋人でなくてもいいです。せめて、アニシナの薬が切れるまででいい。俺とだけ、居てください」</p>
<p>
	　甘くて蕩けそうな声なのに、少し震えていることに、どうしようもなく惹きつけられた。おれなんかに、拒否されることを、そんなに脅えているんだろうか。そんなに、おれを必要としてくれているなんて。<br />
	　<br />
	「分かった&hellip;&hellip;暫くの間、あんたとだけいるよ。だから、そんなに心配するなよな」</p>
<p>
	　照れくさくて、ぶっきらぼうに言うけれど、心がぽかぽかと温かくなってくる。</p>
<p>
	「ありがとう、ユーリ。あなたのことを、誰よりも大切にしますね」</p>
<p>
	「いやいやっ、それはプロポーズだって。も、もう、調子狂うなぁ」</p>
<p>
	　おれは、顔から火が出そうな勢いで、うな垂れる。けれど、そんなおれに、畳み掛けるようにコンラッドは、甘く囁いてくる。</p>
<p>
	「すべて&hellip;&hellip;あなたのお世話、させて下さいね。この部屋から出られないと、不便ですよね&hellip;&hellip;だから、全て私に任せてくださいね。お食事は運びますし、王室は幸い湯殿が併設されていますし」</p>
<p>
	「そ、それって監禁っていうんじゃ」</p>
<p>
	「いいえ、しいて言うなら軟禁ですね。けれど、ユーリの気持ちが一番大切ですから。最終的には、あなたが、俺といるか、ここから出て行くかを選んで下さいね。」</p>
<p>
	　少し悲しそうに微笑む横顔に、胸が痛んだ。</p>
<p>
	「ば、ばかっ。何度もいわせるなよな&hellip;&hellip;ずっと、あんたのそばにいるから」</p>
<p>
	「本当に、ユーリは&hellip;&hellip;無防備だから。こんなときに、そんな台詞を聞いたら、冷静でいられなくなるのに」</p>
<p>
	　コンラッドは、小さく息を吐くと、覗き込むようにおれを見つめてきた。薄くて端整な唇が、甘くゆっくりと動いた。</p>
<p>
	「ユーリ、もう一度、キスしてもいい？」</p>
<p>
	　返事を待たずに、コンラッドは再び甘く唇を重ねてきた。</p>
<p>
	<br />
	　ただ、側にいるだけ&hellip;&hellip;なんて状況が守られる筈がない。どこかで分かっていたのに。なにせ、アニシナさんの薬は強力だし。<br />
	　それでも、側にいるって言えたのは、やっぱりコンラッドだから。コンラッドのことが、好きだから。</p>
<p>
	<br />
	　それが、どういう意味合いの『好き』かは、恋愛経験の少ないおれには、まだよく説明できないけれど。</p>
<p>
	&nbsp;</p>
<p>
	<br />
	★あとがき★</p>
<p>
	これ、続くのかな？<br />
	というか、こんなんで国は護られるのか？　とんだ色ボケな国にしてごめんなさいぃ。そういうサイトなんです＾＾；うふふ。</p>
<p>
	でも、みんなユーリに惚れてる状態で、どうやって部屋に二人でいられるんだろう？？</p>
<p>
	なんだか、もう甘甘にしようとしてたら、次男が危ない感じになって別人；；病んデレの領域に、足を踏み入れた気さえします。<br />
	かなりお腹いぱいですーっ。糖分かなり高めにしてみました。少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。</p>
<p>
	&nbsp;</p>
]]>
    </description>
    <category>ショートストーリー</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%A3%E3%81%A8%EF%BC%9F%E3%80%80%EF%BC%88%EF%BC%93%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Sun, 23 Oct 2011 16:32:28 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>これは、ひどい。</title>
    <description>
    <![CDATA[ごめんなさい。<br />
更新と思ったらこんなどうしようもない日記でごめんなさい。<br />
<br />
あまりにも書いていなくて、気づいたら勝手に広告が貼られていた。<br />
これは、だめだ。<br />
あの書き掛けのつづきを頑張ります。]]>
    </description>
    <category>管理人の日記だトサ</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E7%AE%A1%E7%90%86%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%81%A0%E3%83%88%E3%82%B5/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%B2%E3%81%A9%E3%81%84%E3%80%82</link>
    <pubDate>Wed, 19 Oct 2011 16:10:14 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>それなんてだいえっと？（２）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><br />
　アニシナさんに画期的ダイエットを強制されて、おれは四六時中、男にだけ追われる身となっていた。ほんと、どんなダイエットだよ？<br />
　何もありがたくないこの状況に、引きこもりすることに決めたおれは、やたらと重々しい自室の扉を開け放った。</p>
<p>　これで、やっと静かでいられるはずーって&hellip;&hellip;えぇええっ？　そこには、猫脚のソファに優雅に腰を下ろして、優雅に紅茶を飲むヴォルフラムの姿があった。よりによって、今居るなんて！　こんなアニシナさんに毒されているときに会うなんてっ&hellip;&hellip;！　まさか長男の次は、三男が&hellip;&hellip;？！</p>
<p>　それにしても、相変わらずヴォルフラムの佇まいは、いかにも美少年で気高い感じだ。華奢な体は、目の覚めるような青い軍服で包まれている。紅茶を飲むために瞳を伏せると、長い睫毛が繊細な影を落とし、金髪は降り注ぐ陽光で、飴色に溶かされる。<br />
　優雅だ。優雅だけどっ、このくつろぎよう。ここ、おれの部屋っていうかもう断然っヴォルフラムの部屋じゃないか？　そりゃ、一応彼は、おれの婚約者ってことにはなってるけども。それは、異文化交流の摩擦っていうか、すれ違いっていうか。</p>
<p>　ああ、しまったっ！今はそんなことよりも、アニシナさんの薬の影響が――　！！</p>
<p>「ヴォルフラム！　今は、今はおれを見ないほうがいいからっ！　いいか、絶対にこっち見るなよ」</p>
<p>「ユーリっ！　それは、恋の駆け引きか？！　本当は見て欲しいけれど、照れ隠しにツンツンしているというあれか？って&hellip;&hellip;うっ！」</p>
<p>　おれを見た途端に、ヴォルフラムは、何やらおかしなうめき声をあげた。そのまま彼は、紅茶を持ったまま、気の抜けたようにソファに凭れた。</p>
<p>「どうした？　大丈夫か？　ヴォルフラム？」</p>
<p>　ツンデレキャラに、ツンデレ認定されそうになったおれは、心配して駆け寄った。不意に、グイ、と手首を掴まれた。その力があまりに強くて、思わず目を見張る。</p>
<p>「痛っ&hellip;&hellip;ヴォルフラム？　手、痛いって」</p>
<p>「ユーリが、いけないんだ。今日は、そんなにふぇ、ふぇろもん、を振りまいて&hellip;&hellip;僕のことを誘惑しているのだろう？」</p>
<p>「いっ？！」</p>
<p>　出たーっ！！　アニシナさんの恐るべき実験薬の効果っ！　とにかく、説明しないとっ&hellip;&hellip;！<br />
　口を開かけようとしたとき、ヴォルフラムが更に手に力を込めて、おれの手首を引っ張った。おれは、そのままヴォルフラムの膝上に、倒れこんだ。ちょうど倒れた先に、彼の持っていた紅茶があった。間抜けなことに、おれは鼻と口がティーカップにインしてしまった。<br />
　鼻腔に広がるというより、染み渡る！アールグレイらしき爽やかで渋い香り&hellip;&hellip;にぐふぐふと噎せながら、涙目でヴォルフラムを見上げた。</p>
<p>「すまない、ユーリっ。ただ、婚約者として、そろそろ決着をつけたいと思ったんだ」</p>
<p>　翡翠色の魅惑的な瞳は、熱に浮かされて甘く潤んでいた。</p>
<p>「ちょっと、落ち着いてって！　ヴォルフラム、おれがフェロモン撒いてみえるのは、全部アニシナさん絡みだからっ」</p>
<p>「アニシナのせいにするのか？　お前が魅力的なのは、もともとだろう。こんなに&hellip;&hellip;唇を濡らして、僕を誘っているのか？」</p>
<p>「いやいやいや、ツッコミどころ満載だけどっ。濡れてるのは、紅茶に無様に鼻から突っ込んだからですっ！って、ちょっ、唇なぞるなって、くすぐったっ&hellip;&hellip;ン&hellip;&hellip;」</p>
<p>　どうやらアニシナさんの薬で、おれは本当にフェロモンをまき散らしまくってるらしい。うぶなヴォルフラムにここまでさせるのは、すごい。<br />
　彼は、熱に蕩けるみたいな瞳で、膝元に留まるおれを、甘く見下ろしてくる。そのうえ、白い指先で、紅茶に濡れたおれの唇を、擽（くすぐ）るようになぞってくる。<br />
　そのまま、ヴォルフラムは、なぞった指先を、小さく形のいい唇に含んだ。</p>
<p>「紅茶が甘くなった&hellip;&hellip;少しユーリの味がする&hellip;&hellip;おいしい」</p>
<p>　滑らかな白い頬を赤くして、俯きがちに甘く囁いたりしてくる。遠慮がちに囁く声が、妙に湿っていてえろい。</p>
<p>「な、何言ってるんだよっ、ヴォルフラムっ、恥ずかしいだろっ？！」</p>
<p>　あんなセリフを、あんなにもじもじされながら言われたら、もう、こっちも顔から火が出そう。</p>
<p>「恥ずかしくない。僕たちは、婚約者だろう。だから、もっと知りたいんだ。僕が&hellip;&hellip;おかしいのか？」</p>
<p>　華奢な指先が、頼りなくふるえて、長いまつげが不安げに揺れている。けれど、甘い金髪の狭間から、瞳のエメラルドグリーンは、力強い光を宿した。</p>
<p>「直接&hellip;&hellip;唇で&hellip;&hellip;しないか？」</p>
<p>「え？　ちょ、ちょっとっ&hellip;&hellip;！」</p>
<p>　それが『キスをしよう』といわれていることに、気づいたときだった。</p>
<p>「陛下、お茶をお持ちしました」</p>
<p>　蝶つがいの軋む音と共に、扉が開かれて、コンラッドがそこにいた。</p>
<p>「ののの、ノックぐらいしろーっ！」</p>
<p>　ヴォルフラムとおれは、声をそろえて叫ぶと大げさに身体を離した。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>★あとがき★<br />
うわー、前から大分時間がたちすぎた。そのうえ、ここで区切ってすみません；；<br />
ヴォルフラムは、照れながら攻めると思うんだ&hellip;と妄想したら楽しかったですｖでも、コンユサイトなのでヴォルユやユヴォル派の人が見たら不快だと思うのでいろいろごめんなさい。お手柔らかに&hellip;。<br />
次は、いよいよがっつりコンユだーｖｖｖｖｖ<br />
　</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>ショートストーリー</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%A3%E3%81%A8%EF%BC%9F%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Tue, 19 Jul 2011 15:07:30 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">paochan.blog.shinobi.jp://entry/227</guid>
  </item>
    <item>
    <title>わぁ、前の更新日時みて驚いた…！</title>
    <description>
    <![CDATA[すみません&hellip;っ。<br />
前の更新日時みたら&hellip;びっくりしました。<br />
<br />
こんな管理の行き届かない管理人なのに、たまに続きを待ってくれたり励ましてくださるかたがいて本当に嬉しいです。拍手も嬉しいです＾＾<br />
<br />
そういうエールがなかったら、行き倒れて&hellip;え&hellip;いやいやっ。本当に、こんな亀サイトに通ってくださる方がいて嬉しい&hellip;嬉しいです。]]>
    </description>
    <category>管理人の日記だトサ</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E7%AE%A1%E7%90%86%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%81%A0%E3%83%88%E3%82%B5/%E3%82%8F%E3%81%81%E3%80%81%E5%89%8D%E3%81%AE%E6%9B%B4%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%99%82%E3%81%BF%E3%81%A6%E9%A9%9A%E3%81%84%E3%81%9F%E2%80%A6%EF%BC%81</link>
    <pubDate>Fri, 10 Jun 2011 17:00:25 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">paochan.blog.shinobi.jp://entry/226</guid>
  </item>
    <item>
    <title>それなんてだいえっと？（１）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>「村田、おれさぁ、もっと身体絞りたいんだよね。そうしたら、脚が早くなってイチローみたいに塁とかじゃんじゃん盗んじゃうわけ」<br />
「あはは&hellip;&hellip;渋谷は、ダイエットしたいんだねー」<br />
「よく聞けよ、村田。ダイエットとかそういう問題じゃなくて、盗塁のために身体を絞りたいと――」<br />
「でも、絞りたいならダイエットでしょ、やっぱり」<br />
「ま、まぁな」</p>
<p><br />
　こんな二人の会話を、柱の影からただならぬ様子で見守る女が居た。<br />
　燃えるように赤い髪の女は、空色の瞳をきらきらさせながら、ぶつぶつと呟いた。</p>
<p>「はて、『だいえっと』とは聞きなれぬ言葉ですね。実に、興味深い。どうやら、陛下は『だいえっと』、とやらをして、手が早くなってイチコロに恋を盗みたいようですね！ふん、任せなさい。このアニシナが、必ずや陛下の願いに沿う発明をして差し上げましょう！」</p>
<p>　彼女は、伝言ゲームもびっくりな恐ろしい聞き間違いをしていた。</p>
<p>＊＊＊＊＊＊</p>
<p>「あら、陛下ー？　こんなところにいらしたのですか？　探しましたよ」<br />
「へ？」<br />
　珍しいというか、できることならあまり聴きたくない&hellip;&hellip;とまで言っては失礼だが、意気揚々とした女の声に、上半身を起こした。<br />
　スタツアをしたら、ちょうどコンラッドは、城下町の見廻りに出ていた。キャッチボール相手のいないおれは、ひとりで中庭に寝転がっていたわけだけど。<br />
　う&hellip;&hellip;出た、赤い悪魔。<br />
　予想通り、その声の主は、泣く子も黙るマッドサイエンティスト、アニシナ女史だった。</p>
<p>「執務をさぼって、中庭でお昼寝とは、これだから男というものは&hellip;&hellip;と、まぁ、今日はいいでしょう。女性の地位向上について、懇切丁寧にお説教するつもりはありませんからね。なぜなら、今日は、陛下のために『だいえっと』薬を発明してきたのですよ」</p>
<p>「ひ？」</p>
<p>　さぼっていたのではなく、執務の休憩中に庭で休んでいたのだ、という言い訳も吹き飛んだ。『発明して参りました』&hellip;&hellip;彼女の口から一番聴きたくないそのセリフが飛び出したのだから。『もにたぁ』もすっ飛ばして、いきなり実弾ですかっ。<br />
　脊髄反射で立ち上がると、わき目も振らず、駆け出そうとした。<br />
　けれど、そのとき足に何かが躓いて、気がつくとおれは湿った芝生へと派手に飛び込んでいた。</p>
<p>「痛ってーっ！」</p>
<p>　たまらず叫んで、アニシナを振り仰いだ。驚いたことに、おれがつまづいたのは、彼女の脚だったらしい。アニシナは、右足だけわざと前に出していて、おれを引っ掛けたらしい。</p>
<p>「ちょっと、あんまりだよ、アニシナさんっ。おれ、これでも一応王様だったり&hellip;&hellip;う」</p>
<p>　アニシナの不敵な笑顔に見下ろされ、語尾が消え入るように小さくなってしまう。</p>
<p>「あんまりなのは、陛下のほうですよ。人の話も聞かず、いきなり逃げ出すなんて、フォンボルテール卿といいあなたといい、この国の男というものは、これだからいけないのです。情けない」</p>
<p>　彼女は小柄なのに、その堂々たる態度は、威圧的だ。おかげで、こちらは、どんどん萎縮してしまう。さながら女王様と下僕だ。って、うわ、最低な例えだ。</p>
<p>「すみません&hellip;&hellip;」<br />
「まぁ、いいでしょう、陛下。さぁ、気を取り直して、この薬&hellip;&hellip;じゃんじゃじゃーん！　ときめきだいえっとだいさくせーん！！　これで、彼もイチコロよっ、恋をじゃんじゃん盗んじゃおう！　をお飲みください。さぁ、早く。さぁ、さぁ、さぁ！！」</p>
<p>「う、うひっ&hellip;うぐ、うぐ、うぐぅぅ&hellip;っ！」</p>
<p>　アニシナさんのどＳー！と叫ぶこともままならなかった。おれは、明らかに怪しい名前の付けられた薬を強引に嚥下（えんげ）させられた。妙に甘ったるい味のくせに、時折吐きそうなくらい苦味が広がる。そんな強烈な液体が、うっかり気管支にまで入り、思わず噎せてしまう。ちなみに強引に口に含まされたために、液体の色は不明だったりする。</p>
<p>「ぐぅおほっ&hellip;、うぅ、アニシナさん&hellip;&hellip;」<br />
　小動物のように、涙のいっぱい溜まった瞳で彼女を見上げた。せめてもの反抗に、恨みがましい瞳で見つめてみた。無駄な抵抗だけど。</p>
<p>「まぁ、陛下。泣くほど嬉しいのですね、私の実験薬を飲めて。実験冥利に付きますね。」</p>
<p>　ほら、やっぱり&hellip;&hellip;無駄な抵抗だった。勝ち誇った顔のアニシナさんを、弱々しく見つめた。</p>
<p>「なお、陛下？　この薬は、惚れ薬のようなものですので。薬を飲んだあなたを見た者は、皆あなたにイチコロになってしまいますので。それも、『手が早く』なりますから。これから、陛下は誰彼に口説かれて追い立てられて、ゆっくり食事も取れないでしょう。それで、痩せることができるという画期的メカニズムです」</p>
<p>「画期的？！　あぁ、本当にまさに画期的だよっ！！」</p>
<p>　もうやけくそになって、叫ぶしかない。服用した後なんだから、泣いても喚いてももはや手遅れだ。</p>
<p>「なお、陛下。この薬は、男性に対してのみ効果を発揮しますので、陛下に言い寄ってくるのは男のみということになります。それでは、失礼しました。おはっ、おははははっ！」</p>
<p>　アニシナさん&hellip;&hellip;どうして、男にのみ効果が発揮される、なんて制約つけたんですかー。アニシナさんの独特な笑い声を聞きながら、心の中で叫んでいた。</p>
<p>＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　アニシナ女史が立ち去って、間もなくだった。遠巻きにおれを護衛してくれていたらしい兵士二人組みが、突進してきた。<br />
「陛下ーっ！　すみません、申し訳ございませんっ！　陛下の御姿をもっと近くで拝見したくてたまらないのですーっ！！　そして、あわよくば&hellip;&hellip;っ」<br />
「某も全くもって、同意でありますーっ、陛下ーっ、ああ、陛下ーっ！」</p>
<p>「いやぁぁーっ！！　兵士の皆さん、ギュンター化しないで下さいーっ！！」<br />
　今にもおれにタックルしてきそうな鎧を纏った頑健な二人組。彼らから、おれは死にものぐるいで逃げることになった。軍人の足のなんたる早いこと。痩せる！間違いなくこれは&hellip;&hellip;痩せる！<br />
「アニシナさーん！　このダイエット法は、ほんと、画期的だよーっ！！」<br />
　『ときめきだいえっと』恐るべし。おれは息を切らし、泣き叫びながら、火事場の馬鹿力でもって、木製の扉をえいやっと押し開き、城内に突進した。</p>
<p>&nbsp; 屈強な兵士達は、重い鎧が仇となり、扉の前で互いにぶつかって倒れてしまった。<br />
　これ幸いと、どんどん廊下を走り抜けて、突き当たりの厨房に向かう。厨房なら、女性しかいないはずだ。アニシナさんの薬は、女性には効果がないようだから、これで一安心だ。</p>
<p>「へっ、グウェンダル？　どうしてこんなところに？」</p>
<p>　ギクッとした。普段はメイドが食事を作るためにしかいない厨房に、なぜか魔族三人兄弟の長男がいたのだ。<br />
　けれど、肩で呼吸をしながら、なんとか冷静に考えようとした。大丈夫、グウェンダルに限って、ギュンター化するはずはない。落ち着け、おれ。</p>
<p>「何やら、騒がしいな&hellip;&hellip;っ」</p>
<p>　お玉を片手にこちらを振り返ったグウェンダルは、おれと目があった瞬間に、お玉を手から滑り落とした。なんとなく、嫌な予感がする。</p>
<p>「ユーリ&hellip;&hellip;っ！！」<br />
「は、はいっ！」</p>
<p>　彼が、いきなり、名前呼びなんて珍しい。さっそくアニシナさんの実験薬の影響がでているのだろうか。重低音で名前を叫ばれたものだから、びっくりして反射的に返事をしてしまう。<br />
　<br />
「今、そちらへ行く」<br />
　小さくそう呟くと、足早にこちらへと向かってくる。<br />
　鍋の前にいた彼は、素早くおれのところまでくると、いきなりおれを抱きしめた。</p>
<p>「可哀想に、こんなに震えて、怖い目に遭ったのか？　大丈夫だ、おれが庇護してやるから」<br />
「えっ？　震えてるっていうか、走りすぎて息が荒いだけで&hellip;ひ、庇護っ？　おれ、猫ちゃんとかじゃないんだけど&hellip;？！」<br />
「そうだな&hellip;&hellip;猫より可愛い」<br />
「へっ？！」</p>
<p>　やばい、これ完全にアニシナさん薬のせいだろ？<br />
　ありえないセリフ（もしかしたら兄弟でも次男あたりが使いそうなセリフ？）をぼそっと呟くと、熱っぽい瞳でおれを覗いた。長い濃灰色の前髪の隙間から、青い瞳がいつになく甘く潤む。</p>
<p>「ユーリ&hellip;&hellip;お前を見ていると目が離せないな。どうして今まで気付かなかったのだろうな。こんなに愛らしいのに。参った&hellip;&hellip;私は、お前に惚れていたみたいだ」<br />
　切ない声は、とても低く、耳元で囁かれる。<br />
　な、なんでしょう、この展開はっ。ギュンター化するより、まずい。なんで、なんでおれ、こんなに口説かれてるんですかー？！</p>
<p>「おおお、落ち着いてっ、落ち着いてっ、グウェンダルっ。これは、アニシナさんの薬のせいだから！　俺がよく見えるのは錯覚だからっ！」</p>
<p>「ア、アニシナの薬、だと？　なるほど&hellip;&hellip;そういうことか&hellip;&hellip;」</p>
<p>　相変わらず、柔らかく甘い表情のグウェンダルに驚きを隠せない。こんな優しげで甘い表情をするのだと、呆然と見つめてしまう。けれど、彼の両肩を揺さぶりながら、彼女――　偉大なるアニシナ女史――　の名前を出したら、一瞬、理性を取り戻したようだった。<br />
　しかし、彼の理性が戻りかけたのも束の間だった。</p>
<p>「そうだと訊いてもなお、お前が愛しい&hellip;&hellip;」<br />
「ちょ、ちょっとっ&hellip;&hellip;！」</p>
<p>　顔から火が出そうなセリフを、絶対に言いそうにない人から言われてしまう。ギャップ萌する女子達が、卒倒しそうな勢いだ。<br />
　おまけに、長い節だった指がゆっくりとおれの髪を梳いていく。眩しそうに見つめられたりしながら。すっかり猫可愛がりをされてしまった。</p>
<p>「髪、撫でると気持ちいいのか」</p>
<p>　なんて、腰に響くハスキーな低音が、耳元で擽るように囁かれる。それも、聞いたことのないような甘い声で。普段は、硬く堅実な声で、おれを叱責するのに。いきなりこんな正反対の声で責められると、妙に恥ずかしくて、おまけに耳に息がかかってくすぐったい。</p>
<p>「ぐ、ぐ、グウェンダル&hellip;耳、で囁くなってっ&hellip;&hellip;！　だ、からっ、早く目を覚ましてっ！」　</p>
<p>　必死に逃げようとするのに、逞しく長い腕で体を抱き込まれていてびくともしない。相変わらず、優しく髪の毛を撫で撫でしてくるし。</p>
<p>「ユーリ、耳がいいのか？」<br />
「だからーっ、そんなアダルティーな低い声でえろいこと言うなってーっ！！」<br />
「&hellip;&hellip;可愛いな。今日は、一晩中抱きしめていてもいいか？」</p>
<p>　いいわけないーっ！　ここ、厨房ですよ？　マチャアキはいないけど。<br />
　どうにもこうにも、アニシナさんの薬の効果は、切れそうにない。放っておいたら、大変なことになりそうだ。<br />
　ここは、一つあの作戦でいこう。</p>
<p>「あ、あんなところに可愛い猫ちゃんがっ、ああっ、なんとーっ、子猫ちゃんもっ！！」<br />
　グウェンダルの後ろを指差し、大声で叫ぶ。猫ちゃんアピール作戦だ。おまけに子猫もつけておいた。<br />
「何っ？！　親子揃ってだとっ？！」</p>
<p>　保険として、子猫まで付けておいたのが功を奏したらしい。<br />
　わずかに緩んだ腕の隙間から、滑るようにして抜け出すと、厨房を飛び出した。猛ダッシュで、石畳の螺旋階段を駆けていく。やったね、走るのが早くなったよ、おれっ！　さすが、アニシナさんだねっ！（心の底から沸き上がる疑問には、気づかないふりをして&hellip;&hellip;と）<br />
　こうなったら、誰にも会わないように自室に閉じこもっていよう！<br />
<br />
<br />
続きます。<br />
<br />
<br />
<br />
★あとがき★<br />
陛下がとにかく口説かれまくってほしいという煩悩のもとに書きました。リクも戴いたので、それになるべくそうようにしたのですが&hellip;コンユベースだとコンラッド以外の人がユーリに手を出し切れなくなってしまうジレンマがあります＾＾；<br />
<br />
締めはコンユなので、いろいろな調整に悩みます&hellip;あんまりほかの人にドキドキしすぎると浮気ぽく見えちゃうので＾＾；<br />
久しぶりですが、なんとか更新しました。続きも、なるべく早くがんばりますっ！</p>
<p><br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>ショートストーリー</category>
    <link>http://paochan.blog.shinobi.jp/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%A3%E3%81%A8%EF%BC%9F%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Fri, 10 Jun 2011 16:37:55 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">paochan.blog.shinobi.jp://entry/225</guid>
  </item>
    <item>
    <title>目次★ショートストーリー★vol.2</title>
    <description>
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<a href="http://paochan.blog.shinobi.jp/Entry/223/" target="_blank"><strong><img align="left" alt="happy-yuuri.gif" border="0" src="//paochan.blog.shinobi.jp/Img/1242280883/" /></strong></a><strong>櫻の咲くまでに　　</strong>学園ものパラレル。生徒コンラッドが教師ユーリを口説くお話。（注意：コンラッドが年下設定）<br />
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<a href="http://paochan.blog.shinobi.jp/Entry/225/" target="_blank"><img align="left" alt="happy-yuuri.gif" border="0" src="//paochan.blog.shinobi.jp/Img/1242280883/" /></a><strong>それなんてだいえっと？</strong><font size="3"><a href="http://paochan.blog.shinobi.jp/Entry/225/"><strong>（１）</strong></a><a href="http://paochan.blog.shinobi.jp/Entry/227/"><strong>（２）</strong></a></font><strong>　</strong><font size="3"><a href="http://paochan.blog.shinobi.jp/Entry/229/"><strong>（３）</strong></a> <a href="http://paochan.blog.shinobi.jp/Entry/230/"><strong>（４）</strong></a></font><strong>　</strong> アニシナさんの薬で、陛下が三兄弟に口説かれちゃうお話。　<br />
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    </description>
    <category>ショートストーリー目次</category>
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    <pubDate>Sat, 26 Mar 2011 18:25:32 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>櫻の咲くまでに</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>　『仰げば尊し』が歌われる中、おれは今にも泣きそうになっていた。<br />
　教師をして、生徒の卒業を見守るのは初めてだった。それが、こんなにも感慨深いものだとは知らなかった。<br />
　泣くのを男の意地で堪えて、生徒のほうを見つめた。</p>
<p>「あ&hellip;&hellip;」</p>
<p>　生徒の一人と目が合った。とりわけ人目を引く長身の彼と。式の最中に余所見なんてしてちゃだめだろ、といいそうになる自分がおかしいのに少しも<br />
笑えない。そんな些細なことが、切ない。もう、彼に注意することさえ、いや目が合うことすらなくなるのだから。卒業してしまったら。</p>
<p>　彼は、コンラッド・ウェラー。外国人の彼は、両親の仕事の都合で高校３年生から、おれのクラスに転入してきた。<br />
　外国人で美形の上に、甘い顔立ちのせいで、彼は、女子生徒に取り囲まれて、いつも気だるそうにしていた。授業をさぼって、屋上に行ってばかりの彼を何回説教したか数え切れない。<br />
　いつもつまらなそうにしているのは、きっと言葉が不自由しているに違いないと思い、休み時間は彼を強制連行して、日本語を教えていた。彼の祖国は、ドイツで父もドイツ人だが、母がアメリカ人のために英語も流暢なのが幸いだった。このときばかりは、自分が英語教師でよかったと思った。いや、彼がドイツ語しか話せなかったとしても、きっと無理やり日本語を教えていたかな。強引な自分に、少し苦笑する。<br />
　そのおかげかは分からない。けれど、初めは何か暗い蔭を纏うようなところがあった彼も、次第に優しい表情をするようになっておれは、とても嬉しかった。</p>
<p>　綺麗な薄茶の瞳に、にっこりと笑い返すと彼はまた前を向いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　教室に戻ると、おれは生徒一人ひとりを見つめた。<br />
　そして、最後に生徒への餞（はなむけ）に、ありったけの想いを語っていたら、涙が止まらなかった。</p>
<p>「だからっ&hellip;&hellip;挫けそうになったら、止まったっていいから&hellip;&hellip;ゆっくり、大切に自分の人生を、歩んで&hellip;&hellip;」<br />
　<br />
「先生にそんなに泣かれたら、心配になって卒業できないよ」</p>
<p>　言葉に詰まるおれをフォローするように、コンラッドが言うと、クラスに優しい笑いが広がった。</p>
<p>「うん、そうだな。ごめんな、コンラッド。おれは、みんなが人生を楽しんでくれることを願っているから、&hellip;&hellip;元気でいってらっしゃい！」</p>
<p>＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　誰も居なくなった教室は、その空気はまだ暖かくて、ただの休み時間の空き教室みたいだった。少ししたら、みんなが戻ってきてくれるような&hellip;&hellip;そんな温度を感じた。<br />
<br />
　けれど、もうそれは二度とない。それぞれが、自分の夢へと元気に出発していったのだから。<br />
　誇らしいような寂しいような、複雑な気持ちのままで、窓の外を眺めた。<br />
　櫻の蕾は、今にも花開きそうに、たおやかに膨らんでいた。花だけは、毎年春になると咲き続けて、ここにくる生徒たちを迎えてくれる。なんだか、教師はそれに似ているな、と思った。生徒達を、暖かく見送り、優しく迎える。おれは、暖かく生徒を見送れただろうか。<br />
　そのとき、なぜか脳裏にはコンラッドの姿が浮かんだ。卒業式のとき、おれと目が合った、あの薄茶の瞳&hellip;&hellip;。彼もまた、彼の人生へと歩んで行った。最後の最後に、泣いて言葉に詰まるおれを援護してくれた。暖かく見送るどころか、おれが励まされてるな。　</p>
<p>「先生&hellip;&hellip;泣いてるの？」</p>
<p>「え、えっ？」</p>
<p>　唐突に響く声に、我に返る。開けたままのドアを振り向くと、コンラッドがそこにいた。もう二度と現れないと思っていた生徒が、ここに戻ると安堵感と共に、言い知れない喜びが溢れてしまう。ここまでの気持ちになる自分が、わからなくて不安にすらなる。</p>
<p>「嘘、おれ、泣いてるか？」</p>
<p>　気持ちを紛らわすように、明るくそういうと、頬に手を触れてみる。</p>
<p>「うわ&hellip;&hellip;ほんとだ。また泣いてるところを見られたな。でも、なんでだろう。コンラッドがここに戻ってきてくれて、すごく嬉しいよ。あれ、変だよな。教師は生徒を潔く見送ってやらないといけないのにな？」</p>
<p>　また、涙が溢れてくるので、せめて顔を見られまいと窓の外を見た。</p>
<p>「別に。変じゃないよ。俺は、また先生が泣いてるんじゃないかって心配になって来ただけだから」</p>
<p>　そういいながら、彼はゆっくりと近づいてくる。年下の癖に、おれよりずっと背の高い彼は、屈むようにしておれの正面を悪戯に覗きこんできた。<br />
　けれど、ふいにその瞳に銀の虹彩が甘く散った。</p>
<p>「やっぱり、泣いてたんだ。先生、俺、どこにも行かないから」</p>
<p>「こん、ラッド？」</p>
<p>　その意味を考えあぐねていると、長く綺麗な指先は、おれの頬を伝う涙を拭った。</p>
<p>「先生が泣いていたのは、何で？　俺がいなくなって寂しかった&hellip;&hellip;とかだったらいいな」</p>
<p>　その指先は、そっと唇に触れてくる。その指を掴むと、戸惑いながら返事する。</p>
<p>「こ、こら&hellip;&hellip;あまり大人をからかうんじゃないぞ」</p>
<p>「何で？　先生は、俺がいなくなっても寂しくない？」</p>
<p>　おれを覗き込む瞳が、頼りなく揺れて、急に幼い少年のようにみえてしまう。だから、つい本音を言ってしまった。</p>
<p>「かなり寂しいよ&hellip;&hellip;」</p>
<p>「&hellip;&hellip;」</p>
<p>「あっ、ご、ごめんな。そんなこと言ったら、気持ちよく卒業できないか」</p>
<p>　息を詰めたように、おれを見つめてくるコンラッドから、ふと視線を逸らした。</p>
<p>「先生、俺を見てよ」</p>
<p>　言葉通りの意味に捉えて、顔を正面に戻そうとしたとき――　。</p>
<p>「俺だけを見て&hellip;&hellip;。ずっと先生の側にいさせて――　」</p>
<p>　唐突に、ブレザーの制服に包まれた。同時に、低くて柔らかい声が耳元に響いた。<br />
　あまりにも甘い声に、動悸が早くなってしまう。</p>
<p>「こ、コンラッド&hellip;&hellip;？」</p>
<p>「ずっと好きだったんだ&hellip;&hellip;恋人にして下さい」</p>
<p>　熱っぽくて、掠れた声が教室に響いた。今にも泣きそうな声に思えて、たまらずコンラッドの背に手を回した。<br />
　けれど、正直、彼に恋をしているのか、まだはっきりと自覚できていなかった。</p>
<p>「ごめん、コンラッド&hellip;&hellip;好き、とかそういうのまだよく分からなくて&hellip;&hellip;」</p>
<p>　彼に回す手の力を強めた。</p>
<p>「だけど、確かにおれはコンラッドと一緒にいたいと思うんだ&hellip;&hellip;そんな弱い答えじゃ、駄目かな？」</p>
<p>&nbsp; ゆっくりとコンラッドの手がおれの肩に触れ、少し身体が離されると、真摯な眼差しがあった。真剣味を帯びると、いっそう瞳の虹彩が、眩く散った。</p>
<p>「少しも弱くなんてないです。それどころか、俺の気持ちを正直に受け止めてくれようとしてる&hellip;&hellip;優しいな。俺、そういうところが大好きなんだ。俺が、言葉に困ってたときも、先生だけがそのことにまっすぐに対処してくれたから&hellip;&hellip;すごく救われた。ありがとう、やっぱり大好きだよ」</p>
<p>「ば、ばか&hellip;&hellip;そんなに愛の告白を大安売りしたら、駄目だろっ」</p>
<p>「全然、言い足りないくらいです。でも、先生？　俺のわがまま、聞いてくれる？　必ず貴方を振り向かせたいから&hellip;&hellip;貴方を守れる男になるまで、ずっと側にいさせて」　</p>
<p>「も、もう、わかったから&hellip;&hellip;わかりましたから&hellip;&hellip;これ以上、口説かないでください&hellip;&hellip;」</p>
<p>　おれは、とんでもない男に惚れられたのかもしれない。こんな、今にも櫻が開花してしまいそうな甘くて暖かい言葉を囁くような、ついさっきまで高校生だった男に。これほど若くして、こんなに甘い言葉を囁けるなんて、末恐ろしいではないか。</p>
<p>「はい。じゃあ、もう一つだけわがまま言ってもいい？」</p>
<p>　外国人らしく、肩を竦めて見せると、悪戯な顔で覗き込んできた。</p>
<p>「これからは、名前で呼ばせてほしいな」</p>
<p>「あ、ああ、全然いいよ。むしろ、嬉しいかな」</p>
<p>　どんなことを言われるのかと思っていたら、とても可愛らしくて少しはにかんでしまう。けれど、微笑ましい気持ちになったのも束の間だった。</p>
<p>「笑った顔も可愛いね、ユーリ」</p>
<p>　そう告げるコンラッドの顔は、ひどく大人びていた。ゾクリと皮膚が粟立つくらいに、綺麗で甘い笑顔だった。そんな笑顔と一緒に、甘い声で名前を呼ばれるだけで、逃げ出したくなった。あまりにも間抜けな顔をしているであろう自分を、見られないために。これでも、おれは、さきほどまで彼の教師だったのだ。</p>
<p>　少しでも、彼を可愛いなんて思った自分が甘かった。<br />
　少しばかりの抵抗で、コンラッドから視線を逸らして、窓の外を見た。</p>
<p>　そこには、相変わらず櫻が見える。いつだって、生徒を暖かく迎え、見送る櫻。<br />
　見送る櫻、か――　やっぱり、コンラッドを優しく見送るなんて出来ないな。</p>
<p>「こら、あまりからかうなって&hellip;&hellip;でもさ、やっぱりおれは、コンラッドの側にずっといたいから。見送ることができないんだ、教師失格だな」</p>
<p>　外では、たおやかな櫻の蕾が、甘く風に揺れていた。<br />
<br />
「そんなことない。だって、もう先生じゃない。恋人候補だから」<br />
<br />
　優しく瞳を細めて、おれを見つめるその所作に、胸のざわめきがますます広がっていく。<br />
　この調子では、櫻の花が咲くまで、もちそうもない。<br />
<br />
　櫻の花が咲くまでに、恋人になるに違いない。<br />
<br />
<br />
<br />
★あとがき★<br />
どうしても、先生ユーリが生徒コンラッドに口説かれちゃうのが書きたくて。しかも、コンラッドは高校生なので、いつもよりややくだけた少年ぽい感じにしたかった&hellip;&hellip;でも、難しかった。<br />
というか、ここまで違うともはやコンユじゃないかもなので、いろいろごめんなさい＞＜；<br />
ああ、でもこの設定でエロも書きたいかも、と魔が差した。</p>]]>
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    <category>ショートストーリー</category>
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    <pubDate>Sat, 26 Mar 2011 18:19:58 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>日記など。</title>
    <description>
    <![CDATA[どうも、ほんとうにご無沙汰してます。<br />
こんなサイトなので、きてくださるかたに申し訳ないです（涙）<br />
<br />
続きを書いて欲しいなどとありがたいお言葉もいただいていたのですが、あぁ、どうしてもパラレルな学園の続きが&hellip;かけなくて申し訳ないです。Sさま、すみません&hellip;&hellip;。<br />
吸血鬼も続きが止まっていてすみません＞＜；<br />
ちょっと長編は、しばらくお休みさせてください&hellip;。<br />
短編をがんばります。お詫びに、もしリクがあったら言ってください。すっごいグロい痛い、虐め以外ならチャレンジします。<br />
<br />
あまりストーリー的要素はないのですが；；　パラレルの短編というかSSを書いてます。<br />
教師ユーリが、生徒コンラッドに口説かれてます。<br />
年齢設定が違う（コンラッドがユーリの年下）ので、興味のないかたは、スルーしてください。<br />
もはや、コンユじゃない？！　うわーん、すみません。<br />
<br />]]>
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    <category>管理人の日記だトサ</category>
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    <pubDate>Sat, 26 Mar 2011 18:13:39 GMT</pubDate>
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